技術の進歩でスピード化が進むけど、私たちはどんどん忙しくなる。

 

世の中はどんどん便利になっていく。

スピード化していく。でもその弊害もある。

 

例えば、移動手段。150年くらい前までは、

最速の移動手段は馬かせいぜい蒸気機関車だ。

東京から地方に出張して日帰りなんてことはできない。

 

でも技術は進歩して、電車もどんどん速くなっていった。

新幹線もできた。もうリニアもできそうだ。

飛行機もどんどん進化して速くなった。

一日移動に使って、一日仕事して、また一日移動で帰宅・・

なんてゆったりした時間の使い方は、今はもはやできまい。

 

例えば東京から名古屋に出張するとすれば、

朝に家を出て昼は名古屋で仕事して、夜に家に帰るといった感じだろうが、

リニアができたら、一日に何往復もできてしまいそうだ。

名古屋に行って、今から東京に帰って打ち合わせして、また戻って来ます!

なんてことも普通に起こりそうである。

なんともせかせかしたものである。

 

 

電車のない時代であれば、名古屋までの移動に何日もかけたであろう。。

その間の道中はゆったりと景色や食を楽しむなんてこともできたはずだ。

もうそのようなゆったりとした生活は我々は送れない。

 

 

通信手段の発達もそうだ。

電話ができる前は、遠方の人に連絡を取るには、

実際に出向くか、手紙を届けるくらいしかなかった。

いずれにしても、何日も時間がかかるだろう。

 

電話が出来てから、迅速にコミュニケーションが取れるようになったが、

インターネットとメールが誕生してからは言うまでもない。

一瞬で遠方の人とやり取りをすることができる。

素晴らしいことなのだが、逆に言うといつでも連絡が来るということなので、

心が休まる暇もないのである。仕事で忙しい人ならなおさらだろう。

 

 

便利になるのは良いことだが、

どんどん私たちは忙しくなってしまう。

ああ、こんな便利なモノなければ良いのに!とたまに思うこともあるのである。

意識的に、何もしないゆったりとした時間を確保したいものだ。

一日や二日何もしなかったところで、昔の人よりは忙しく働いているだろう。

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